sakanantanのブログ

カフェを開きたい、日常で感じること、コーヒーの知識などを思いつくがままに書いていきます

コーヒーのどこに魅力を感じているんだろう

新宿に行ってきました!どこのカフェも人が多くて、結局地下のお店に入ったらそこそこ静かでした。いやーそれでもある程度ゆったり出来るカフェのほうが好きです。

でも疲れたー。一緒に誘った人もすごく疲れさせてしまった・・・。

暗い気分になってしまいそうなので、こういうときはコーヒーのことを書いていこうと思います。

 

銀座のパウリスタで飲んだコーヒー

 

子供のころ父親が飲むブラックのコーヒーを味見させてもらった感想は「苦くて飲めない」でした。

大学時代、時間が空いているときに暇つぶしにカフェに行く機会が増えたけれど、そのときはコーヒーに対して何のこだわりも持っておらず、お店も適当に見つけたら入る程度で注文するのも甘いアイスコーヒーでした。小さいころのトラウマって結構でかいです。

僕が本格的にブラックっていいなって思ったのは、銀座のパウリスタというお店で飲んだのがきっかけです。このお店はジョンレノンも来店したことがある歴史ある喫茶店らしいのですが、馬鹿な僕はへー、なんか凄そうだなあーなんて軽い気持ちでお店に入ってしまいました。

コーヒーを注文してから出てくるまで結構待つ時間が長かったので(このころはまだドリップのことも全く知らなかった)座ってじっとしていると段々と期待が高まってきます。でもコーヒーの味なんてたいしてどこも変わらないんじゃないの?みたいなことも薄々思ったりもしていました。

 

ようやく店員さんがコーヒーを席まで運んできたときに、まず一番最初に気になったのがコーヒーミルクの容器でした。よく売ってるプラスチックのじゃなくて、小さな銀のカップに入っている!このミルク超うまそうだなあ・・・

と思いつつも、まずはブラックのままコーヒーを一口飲みます。

すると

 

「・・・ん?」

 

ってなりました・・・。正直一口飲んだだけではよく解らなかったのです。でもまだ続きがあります。それからひたすら味を確かめながら少しずつ口に入れていきます。すると、

 

「これ・・・なんか美味しくないか?頭すっきりしてきたかも。それに後味が普段飲んでるのと全然違う気がする・・・」

 

それから残り半分くらいになってミルクを入れました。味がまろやかになってこれまたおいしかったです。

 

それから僕はコーヒーミルを買って色んなお店でコーヒー豆を挽いて飲むようになり、今日までコーヒーを飲む習慣が続いていますが、このパウリスタで飲んだコーヒーがそのきっかけになっています。

 

ただ最近は色んなコーヒーに飲み慣れてきたせいか、初めてパウリスタで飲んだコーヒーのような衝撃を受けることは少なくなりました。それでも僕は今でも全然コーヒーに飽きてないし、それどころか日々コーヒーを飲む量は増えていく一方です。

そこで、一度自分がコーヒーのどこに魅力を感じているのかをまとめてみます。

 

・落ち着く、リラックスできる。

・じっくり何かを考えたいときに飲むと集中できる。

・ハンドドリップで集中してコーヒーを淹れると、生活にもメリハリが出てくる。

・生産国、焙煎方法、ドリップの仕方によって味が変わる。自分の好みの味を探すの

 が楽しい。

 

ハンドドリップは結構大変ですが集中力を使うので家でだらだらしてるときにやるとシャキッとできます。あと最近は自分の好みの味を探すのが本当に楽しくて、新しい豆を買ってくるたびにこの豆はどんな味だろうってワクワクします。酸味があったり、苦みが強かったり、後味がすっきりしていたり。まだ味をうまく説明できるレベルではないんですが、コーヒーをフルーツの味に例えたりしているところもあるみたいですね。

 

以上です!