sakanantanのブログ

カフェを開きたい、日常で感じること、コーヒーの知識などを思いつくがままに書いていきます

カフェが好きな理由

今日、自分が何故カフェがやりたいのかかなり明確に解ってきました。

 

それは、自分が孤独でしんどかった時に、カフェがあってよかったと思ったから。そしていいカフェに行くと、その街自体が好きになる気がしたからです。

 

僕はある時期相当酷い生活を送っていて、殆ど誰とも顔を合わせないような日々でしたが、そういう時にずっと家にいるのがしんどくなって、とりあえず外に出ようとする。

でも誰も知り合いもおらず行くべき場所もない、という時にカフェによくいっていました。

 

市川のある喫茶店に行った時のことです。そのお店は昔からあったらしいのですが、市川駅から少し離れていたし、日常生活を送っていても、その場所に喫茶店があること自体知りませんでした。

偶然そのお店に入ってみると、コーヒーが物凄く美味しく、内装も凄くこだわりを感じ、こんな場所にこんなカフェがあったんだ!という気持ちになりました。この誰も知らない街に、こんないい喫茶店があったなんて!という感動を覚えました。それからこんなに素晴らしい喫茶店がある市川という街自体が、凄くいい街のような気がしてきたのです。

チェーン店もいいと思うし、便利だから僕もよく使うけど、そういう感動は味わえないと思います。例えばドトールは市川に住んでいようが、京都にいようが、どこだって同じです。物凄い辺鄙なところにドトールがあったらそれはそれで驚くでしょうけど、そのことによってその街が好きになるなんてことはないような気がします。何故ならどこに行ってもドトールはあるから、ありがたみを感じなくなってしまうからです。

 

このことは、わざわざ自分が店を開きたいと思う動機としては悪くないような気がします。この事をこれからもっと追究していきたいと思います。