sakanantanのブログ

カフェを開きたい、日常で感じること、コーヒーの知識などを思いつくがままに書いていきます

言葉の暴力について

最近、たまたま2人の人間が、ある酷い言葉を口にしていました。具体的になんと言ったかは言いませんが、その言葉はかなり直接的で、暴力といってもいいと思ったので、そのことについて書きたいと思います。

 

まず最初にその言葉を聞いたのは、飲み会の場で、その場にいない人について盛り上がっている時に、ある人がその言葉を使いました。

 

そして、もう一回は僕に向けられていました。その時相手は僕が聞いていないだろうと思って言っていたのだと思います。しかし丁度僕が部屋の中に入ってくるタイミングだったので、相手はしまった・・・という顔をしていました。僕のほうも、聞いてしまった・・・という感じでした。

 

まず、それは直接的で汚い言葉で、どのような理由があったとしても、そんな言葉は人に対して使ってはいけない言葉でした。

自分がその言葉を聞いた時は、正直かなり動揺したし、その言葉をそのまま受け入れるわけには絶対にいかないと思いました。僕はその言葉を言われたことをずっと忘れないでしょう。

 

ただ、飲み会の場で、他人が他人にたいしてその言葉を使っているのを聞いたときにはちょっと感じ方が違いました。その時僕は、それは酷い言葉だけど、多分この人にはこの人なりに、そんな言葉を言わなければならないくらい追い詰められていたんだろうなということも思いました。

 

勿論そんな言葉を使ったそいつは間違っているに違いないんだけど、それでも自分が当事者でなかったから冷静に聞くことが出来たし、むしろそんな言葉を使うくらいに追い詰められていたことに同情する気持ちにもなりました。どちらが正しくてどちらが間違っているかは一概には決められないんだろうけれど、そんな酷いこと言ってはいけないよね・・・という感じでした。

 

それを自分が言われた時に置き換えると、やっぱりその暴言を言った相手の気持ちも考えなければならないんだろうなと思います。結局どれだけ酷い言葉を言われたとしても、その言葉に対して感情的になって言い返したところで、多分何も解決はしないし、余計に問題は大きくなるだけでしょうし。むしろ酷いことを言われた時に、どれだけ冷静に対処出来るかどうかというのが大事なんだろうなと思いますし、そもそもそんなことを他人に言わせるような行動を取らないようにしないといけないんだろうと思います。

 

でも、実際生活していて、どんな時も他人を怒らせないように振る舞うのは結構難しいことのようにも思います。何が相手の怒りに触れるかなんて完璧には解らないし、自分が良いと思って取った行動が、相手にとっては腹立たしいことだってあるし。

僕の場合は他人を怒らせないようにするために、自分が委縮し過ぎてしまう傾向があるような気もしていますので、その辺が結構難しいところのように思います。これ言ったら怒られるんじゃないか・・・みたいなことばかり考えていて、その上更にその怯えを隠そうとしてぎこちない感じが出しちゃったりしてます・・・。

要するにもっと勇気が欲しい。内向的な性格はそう簡単には治らないけど、そのことによって損している事が多すぎると思っているので。